秘訣その4:他店と競合させる

激安価格を提示させるには、他店と競わせる必要があります。そのためには、他店の価格情報を把握して情報武装しなければなりません。

1.販売店が密集している地域に行く
最も低価格が出やすいのは、多数の家電販売店が集中している地域です。どこかの店舗が激安価格を提示すれば、それを材料に他の店舗からさらなる値引きを獲得できます。また新規出店するお店がある地域を狙うのもよいでしょう。「安い」イメージを定着させるため、新規店舗で激安価格が提示されることがあります。

お店が密集していると、物理的にお店が近接しているので、いろいろな店舗を回って値引き交渉をすることができるので便利ですね。

2.お店に出向く前に価格をチェックする
次に具体的な値引き方法です。一般的に、価格.comの最低価格がそのときの最低価格を示すことが多いようです。したがって、価格.comの最低価格をしっかり認識するようにしましょう。ただし、いきなり価格.comの最低価格を提示して、「この価格にしてください」といっても「そちらで購入されればいかがですか」と言われてしまうのがオチです。

ネットで示されている情報は、店頭より安いことが多いのですが、そのままその価格を販売員にぶつけても、「ネットは人件費がかかってないので同じ価格を出すことはできない」といわれてしまうケースが多いので注意が必要です。

価格.comのほかに、これから出向く販売店のWebページで価格を確認しておきます。また、Amazon、他の販売店の価格もチェックしておきましょう。

これだけ調べれば、そのデジカメの相場が見えてきます。そして、どのくらいの値引きを得られればいいのか、という着地点も判断できます。こうした値段が記載されているWebページを印刷して持って行くのもいいでしょう。店員さんに他店の値段を告げたときに、そのWebページを見せれば納得してくれるはずです。

またお店に行く直前に価格.comのクチコミを情報を確認するようにしてください。お店のキャンペーン情報や大幅な値引きが書き込まれている場合があります。結構すごい値引きが行われていたりするので、上手く活用するようにしましょう。

3.時間をじっくりかける
具体的な交渉方法ですが、店頭に出向いたら、価格をチェックします。このとき、販売員をつかまえて、いくらまで値引きできるか確認しましょう。なるべく、販売責任者と交渉するようにします。普通の販売員と比べて大幅な値引きをゲットできる可能性があります。

調べてきた価格と差がある場合には、さりげなくその値段を示しましょう。このとき購入意欲があることを見せることが重要です。買う気満々であれば、販売員も「買ってくれる可能性が高い客」として熱心に交渉してくれるはずです。

納得できる価格を提示してもらったら、「ちょっと検討します」と告げて、その店員の名前を記憶して、別のお店に向かいます。

そしてそのお店でも同じように価格を提示してもらいます。このとき、前の店で出してもらった価格を提示します。これを繰り返していくことで、より安い価格をゲットできます。

あと、値引きだけではなく、ポイントや特典なども利用するといいでしょう。現金の値引きが限界に達している場合、ポイント数を引き上げてもらうとか、その店だけで使用できる商品券をもらうとか、あるいは保証期間を延ばしてもらうとか、景品をもらうとか、という提案をもちかけてみましょう。

的確な価格情報と購入意欲、そしてねばり強い交渉力があれば、納得できる価格が提示されるはずです。

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